スポンサーリンク

f:id:buildingdragons:20181010203618j:plain

なんとなく好きなことを書いて、副収入を得ることができればいいな

という軽い気持ちで記事を書き始めたド素人である僕も、ブログを始めて5ヶ月以上経ちました。

まだ目に見えた成果は出ず、相変わらずくすぶり続けていますが、ブログ自体が楽しくないわけではありません。

しかし、最近ふと不安に感じました。

この世界である程度の成果を出す為に、努力と継続がもちろん必要であることは大前提として、努力の仕方が斜め上の方向に向かっていたら?

それは悪手だと軌道修正してくれる人もいない世界です。

いくら努力しても結果が出るはずがない。

そう思った僕は、努力と継続の方向性を間違わないように、そろそろマーケティングやライティングのスキルを勉強しようと考えました。

そこで思い出したのが、

『沈黙のWebマーケティング』

今さら感はありますが、このタイトルは先人方のブログを読んでいてよく目にしますし、実際に推薦する記事も多いです。

2,000円を超える本ということで、割と高い部類ではありますが、思い切って購入することにしました。

沈黙のWebマーケティング

著者:松尾茂起(Webプロデューサー)

沈黙のWebマーケティングは、人気のあったWebコンテンツの連載を書籍化したもので、物語を読むように、WEBマーケティングに関して学ぶことができるというのが主なコンセプト。SEOやSNS(主にTwitter)関連の話も頻繁に登場する。

ストーリー

あるオーダー家具の販売会社「マツオカ」のWebサイトのSEOを、ガイル社という大手に任せたところ、検索結果の表示順位が急激に低下する。

会社の運営が危機的状況に瀕した時、Webマーケッター「ボーン・片桐」が現れる・・・

初心者が読んだ感想

漫画というか、ブログでよく登場する吹き出しの会話が本書の大部分を占めており、活字慣れしていない人にも読みやすい内容。

今からWEBマーケティングについて話すわよ

わーいわーい

基本この感じで会話が進みます。

理解のしやすさよりも情報を多く求める読者にとっては、ストーリーの会話部分に無駄が多く、必要性を感じないかもしれないです。

逆に僕のような参考書嫌いにとっては、情報の羅列ではなく、ストーリーがあることで、「どのような場合に」また「なぜ必要か」が印象に残りやすく、生きた知識が身につきました。

 

注意点

この本は、すでにHPやブログサイトを持っている人に向けた内容です。

HPのつくり方や、ブログの開設方法等の、第一歩目を説明しているわけではありませんので、予め注意してください。

また、プログラミングの参考書でもないので、具体的な設定方法等が詳しく記載されているわけでもありません。

あくまでWebマーケティングにおいて大切なマインドや、知識を学ぶ為の本だと認識してください。

f:id:buildingdragons:20181010202127j:plain

印象に残った3つのコンテンツ

①Webデザインの本質は言葉

ブログやHPなどを運営していて、ついこだわってしまいがちな、サイトデザイン・・・

美的センスの高い人であればなおさら、デザインには余念がないでしょう。

しかし、読者が求めているのはデザイン性の高いサイトではなく、信頼できるコンテンツ。その質を決めるのは、デザインではなく、『言葉』である!!

②FunnyではなくInterestingを意識する。

おもしろいコンテンツというのは、「笑える」よりも、『興味深い』ノウハウ系のコンテンツを扱う方が中長期的に指示される傾向にある。

お笑い芸人のように笑いのセンスに自信のある人でなくとも、interestingを意識することでおもしろいコンテンツの作成は可能だ!!

③Twitterを使ってソーシャルメディアの露出を増やす

コンテンツのPVを増やす為に有用なTwitterの運用方法のノウハウについて記載された項目。

Twitterアカウントの運用成功例

①ほかのTwitterユーザーのコンテンツの露出・拡散の手助けをする。

②ほかのTwitterユーザーの役に立つ、有用なコンテンツを提供する

②はそもそもフォロワーがいないとお話になりませんが、①で聞き役に徹し、フォロワーを増やして、恩を売りましょうという内容。

僕は完全に①に徹する段階です。

参考書嫌いな初心者は読むべき

全てを紹介しだすとキリがないので控えますが、初心者にとっては勉強になるコンテンツだと思います。一度では忘れそうなので、このような課題がある時はどうする?と実際なった際、何度も見返す必要がありそうです。

この勢いで続編の沈黙のWebライティング』も読破しようと思います。

最後に、この本に掲載されている解説記事の一覧を掲載しておきます。

①現在のSEOの潮流を押さえる。

②ガイドラインに順守したサイトづくり

③人工リンクのペナルティを解除する

④Webデザインの本質は”言葉“

⑤セールスレターで気持ちに訴えかける

⑥マイナスをプラスに転換する

⑦人間心理に響くコンテンツを作れ!

⑧感情を動かすコンテンツを作る!

⑨ソーシャルメディアに露出起点を!

⑩503エラーは重大な機会損失

気になる項目がある方は是非お試しください。

スポンサーリンク
おすすめの記事